株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)の米国子会社IP Infusion Inc.(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:楢崎 浩一、以下IP Infusion)とNTTデータ先端技術株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田伸一、以下NTTデータ先端技術)は、2011 年1月14日から2月28日まで実施されました、総務省実証事業である「福岡県北九州市におけるICTの技術仕様の検証のための地域実証」の実証実験(以下、本実証実験)において、IPv6※1無線メッシュネットワークの技術協力をいたしました。


本実証実験は、スマートネットワークの社会実験であり、NTT西日本のフレッツ 光ネクスト等を活用してIPv6ネットワークを構築し、温室効果ガス削減につながるICTのシステム基盤確立のための実証を行いました。本実証実験では、スマートネットワーク及びエネルギーの見える化システムの技術的な設計や構築が行われ、このうち、IP InfusionとNTTデータ先端技術は、スマートネットワークの技術仕様検討のために、IP InfusionのIPv6対応センサーネットワーク技術「NetFront® Smart Objects」を利用して、IPv6無線メッシュネットワークのソリューションを提供いたしました。

現在、クラウドコンピューティングの利用は世界的に高まっております。こうした中、市場要求の一つとして、既存の光ファイバーアクセス回線にセンサーデータを流通し、データセンターと大規模末端センサー間のダイレクトなIP通信を確保し、通信仕様の変換部分を極力低減化・効率化を図るといった手法が期待されています。中でも、無線メッシュネットワークは、自由度が高く高品質なネットワークの構築が可能となります。本実証実験では、このような無線メッシュネットワークの特長を活かしたスマートネットワークの実現を目指して、「NetFront Smart Objects」を用いたIP InfusionとNTTデータ先端技術によるIPv6無線メッシュネットワーク・ソリューションの有効性が検討されました。

「NetFront Smart Objects」は、IETF(The Internet Engineering Task Force)標準の6LoWPAN-ND (IPv6 over Low-Power Wireless Personal Area Networks-Neighbor Discovery)準拠の技術を含んでおり、複数のノードへの一斉パケット配信を抑制したままで、通常のIPv6-NDと比較して効率的にアドレスの配布やアドレス解決を行う機能を有しています。本実証実験では、環境負荷低減に貢献しました。さらにIP Infusion独自の拡張を行うことでIPv6通信の接続性を確保したままでのメッシュネットワークを実現しました。

IPv6無線メッシュネットワーク構成概要

 


センサーネットワークとクラウドコンピューティングの結びつきは、市場ニーズに伴い、今後さらに強固になっていくものと予想されます。IP Infusionは、センサーネットワークまでIP接続のエンド・ツー・エンド通信の実現に向けて、さらなる技術開発の推進を行い環境負荷低減社会の実現に貢献していきます。また、NTTデータ先端技術は、今回利用したIPv6無線メッシュネットワーク技術をはじめとした新たな技術についての最適なソリューションを展開してまいります。

「NetFront Smart Objects」について

「NetFront Smart Objects」は、IETF標準の6LoWPAN技術に準じており、標準化に合わせて以下のソフトウェアの提供を行っていきます。

-    6LoWPAN-HC(Header Compression)
-    6LoWPAN-ND
-    RPL (IPv6 Routing Protocol for LLNs)

※1 IPv6とは、インターネットプロトコルの次世代 (Version 6) 通信プロトコルで、IPアドレス枯渇問題へのソリューションとして期待されています。

■NTTデータ先端技術について
NTTデータ先端技術は、NTTデータグループの数々のプロジェクトで培われた高度で専門的なオープンシステム系の技術力と問題解決能力をもって、次代を見据え、情報・通信システムを支えるオープン系ITシステム基盤のコンサルティング・設計・構築・販売・保守をワンストップでご提供する技術者集団です。詳細は、http://www.intellilink.co.jp/ をご覧ください。

■IP Infusion について
IP Infusionは、通信事業者および通信機器メーカーの次世代ネットワーク(NGN)構築を支援する、先進のソフトウェア開発プラットフォームを提供しています。独自のモジュール型アーキテクチャと、業界で最も広範なサービス・プロトコルのスイートにより、IP Infusionは、世界有数の通信事業者および通信機器メーカーの製品の差別化と迅速な製品の市場投入を支援しています。IP Infusionは、1999年に米国デラウェア州で設立され、カリフォルニア州サニーベイルを本拠地としています。IP InfusionはACCESS CO., LTD.の100%出資子会社です。詳細は、www.ipinfusion.comをご覧ください。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、国内外の通信、家電、放送、エネルギーインフラ業界向けに、モバイルソフトウェア技術をベースとした先進のITソリューションを提供する、グローバル企業です。携帯端末・情報家電向けブラウザ「NetFront®」シリーズをはじ、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジにより、通信事業者、メーカー顧客などの次世代端末の開発やインフラ構築を速やかに実現します。2008年より出版プラットフォームビジネスを展開し、携帯端末向け電子出版物販売サイトの運営や出版物の電子化サービスなど、アプリケーション上で動作する魅力的なサービスの拡充に注力しています。また、2010年11月より、エンドユーザ向けアプリシリーズ「NetFront® Life」を市場投入し、BtoC向け事業も本格的に展開しています。2001年には東証マザーズに株式を公開(4813)し、現在、アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。ACCESSに関する詳細は、http://jp.access-company.com/をご覧ください。NetFront Lifeに関する詳細は、http://jp.netfrontlife.comをご覧ください。

 

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※IP Infusionは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
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