Press Release


2006.01.02

ACCESS、コトおよびエイチアイの協業により
組込み機器向けマルチメディアプラットフォームを開発

- 3社共同開発のソフトウエア・ソリューションで、
リッチなユーザ・インターフェースが可能に -



株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)、株式会社コト(本社:京都府京都市、代表取締役社長:窪田 和弘、以下コト)、株式会社エイチアイ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長兼CEO:川端 一生、以下エイチアイ)の3社は、このたび、組込み機器向けマルチメディアプラットフォームを共同で開発したことを発表いたします。本プラットフォームは、コト社と米LSI Logic社が3Dグラフィックコア部を共同開発したアプリケーション・プロセッサー・アーキテクチャ「ZEVIO」にACCESS社の組み込み向けリアルタイムOS「μMore®」を組み合わせて開発、さらにエイチアイ社の3Dエンジン「MascotCapsule®」を搭載し、ワンストップでマルチメディア対応機能の提供を可能にします。
LSI Logic社の「ZEVIO」は2Dや3Dグラフィックおよびサウンドなどのマルチメディア機能を組込み機器向けにコンパクトにまとめられる、コストパフォーマンスが非常に高いアーキテクチャです。

このたび、コト社とACCESS社で、サウンド、2Dなど、各種I/OのAPIを開発、さらにACCESS社の「μMore」が搭載され、マルチメディア対応のユーザ・インターフェースを実現できるプラットフォームを開発しました。さらに、本プラットフォーム上にエイチアイ社が同社の「MascotCapsule®」の3D APIを提供、開発しました。また、ACCESS社は本マルチメディアプラットフォーム上でアプリケーション開発を容易にするため、PC上で動作可能なエミュレータも開発、提供しています。

3社共同開発の組込み機器向けマルチメディアプラットフォームにより、エデュケーショントレーニング端末や組込み系アミューズメント機器、AV機器などの端末製造メーカは、マルチメディア対応ユーザ・インターフェースを備えた次世代端末の開発期間短縮やコスト削減ができます。また、ACCESS社のブラウザ「NetFront®」を追加することにより、端末にネットワーク機能を付加することも可能です。

株式会社ACCESSのCEO兼代表取締役社長、荒川 亨は、「今回、コト社およびエイチアイ社と共同でマルチメディアプラットフォームを開発できたことを大変嬉しく思います。本プラットフォームを採用することで、次世代向けの教育用端末やアミューズメント機器などの製造メーカは、市場への製品投入期間も短縮可能になり、また、ユーザは製品を通じてより楽しくて見やすいユーザ・インターフェースを体感することができるでしょう」と述べています。

株式会社コトの代表取締役社長、窪田 和弘は、「このマルチメディアプラットフォームは、組み込み業界のリーディングカンパニーが集結し、価格とパフォーマンスの最適なバランスを実現したマルチメディア・プラットフォームです。この様なプラットフォームを実現できるパートナーと共同開発できた事を、誇りに思っています。コトでは、更に革新的な次期プラットフォームの開発もスタートしており、今後も楽しく使いやすい機器の開発を強力にサポートしていきます」と述べています。

また、株式会社エイチアイの代表取締役社長兼CEO、川端 一生は、「今回の製品に大きな可能性を感じ、MascotCapsule®をZEVIO用に大幅にカスタマイズしました。非常に満足のできる性能が出せたと思います。素晴らしいプロジェクトに参加できたことを、誇りに思いますとともに、コト社ならびにACCESS社に感謝いたします」と述べています。

なお、1月5日(木)から1月8日(日)までラスベガスで開催されるCESのLSI Logic社のブース(#15044)にて、評価用ボードで本マルチメディアソリューションをデモンストレーションする予定です。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州ニューアークに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモのiモード®に対応した携帯電話など、全世界のメーカから発売されている情報家電端末に搭載されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。
URL: http://www.access.co.jp

■株式会社コトについて
コトは、ゲームを始めとするエンターテイメント機器の企画・開発を中心に、製造や販売までをトータルに行っている会社で、適切な機能や性能を低消費電力かつ低価格で実現する独自のノウハウを持っています。同社は、ワンダースワン(バンダイとの共同開発)や携帯型学習機などのLSI設計、ハードウエア/ファームウエア開発の他。ゲームソフトや携帯電話ゲーム、学習ソフトなどのアプリケーションソフト開発においても多くの実績を持っています。「ZEVIO」は、コトが持つエンターテイメント機器開発への総合的なノウハウを盛り込み、米LSI Logicの半導体技術によって実現化されたプロセッサーで、その高いコスト/パフォーマンスやアプリケーション開発を考慮した機能が認められ、一部の機器メーカーでは採用にむけて具体的な検討が始まっています。(コトはISO9001を認定された企業です)

■株式会社エイチアイについて
エイチアイは、マルチメディア系ミドルウェア開発の分野で市場をリードする研究開発型企業です。主力商品である3DポリゴンエンジンMascotCapsule® は、日本国内では大手3キャリアの携帯端末で採用されています。さらに海外においても、China Unicom、KTF 、SK Telecom、SprintやVerizonなどに採用されています。 また国内メーカ各社に加え、LG Electronics、Motorola、Samsung ElectronicsやSony Ericssonをはじめとするグローバルメーカともライセンス契約があり、搭載端末の累積出荷台数は7000万台(2005年3月末現在)を超えています。
詳細については、エイチアイのホームページ( http://www.hicorp.co.jp )を御覧ください。



*ACCESS、NetFront、μMoreは、日本国およびその他の国における株式会社ACCESSの商標または登録商標です。
* MascotCapsuleは株式会社エイチアイの日本における登録商標です。
*その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。