Press Release


2004.07.07

ACCESS、情報家電向けブラウザの最新バージョン『NetFront® v3.2』、
移植・開発キット『NetFront® SDK v3.2』を発表

~ストレスのないインターネット閲覧を実現する最新の表示機能を標準搭載~



株式会社ACCESS(本社・東京都千代田区、代表取締役社長・荒川 亨)は、このたび、情報家電向けインターネットブラウザの最新バージョン『NetFront v3.2』と、当ブラウザを移植・カスタマイズするための開発キット『NetFront SDK v3.2』を発表いたします。

NetFront v3.2は、モバイル機器によるウェブ閲覧時のサイト表示を高速化する「Rapid-Render」をはじめ、Webページの横幅を画面サイズの横幅にあわせて忠実に再レイアウトし、横スクロールなしでの閲覧を可能にする「Smart-Fit Rendering」など、情報家電での圧倒的な搭載実績を誇るNetFrontのノウハウを生かした最新の表示機能を標準サポートしています。その他、Macromedia® Flashなどへの対応により、組み込み機器におけるストレスのないインターネット閲覧を実現します。さらには、ネットワーク(OTA=Over-the-Air)上において、プッシュ式・プル式のコンテンツ、携帯メニュー、およびサービスの配信を可能にする「NetFront Dynamic Menu」や、W3Cで制定されたXHTML+Voice による音声合成/認識への対応など、携帯電話、PDAといったモバイル端末に向けた新たなサービスの創造をサポートします。

同時にリリースするNetFront SDK v3.2は、NetFront v3.2を短期間でお客様のターゲットデバイスに移植・カスタマイズするための開発キットです。すぐに使えるテンプレートUIや、自由度の高いパーツ・機能選択などにより、セットトップボックスをはじめとした機器のスピーディな開発・カスタマイズが可能です。

なお、NetFront v3.2およびNetFront SDK v3.2は、第7回 組込みシステム開発技術展 ESEC(7/7~9 東京ビッグサイト)のACCESSブース(ブースNo.5-50)にて展示いたします。

■NetFront v3.2について
NetFront v3.2では、最新の表示機能を標準サポートし、組み込み機器におけるインターネットアクセス能力の向上を実現するとともに、モバイル端末に向けた新たなサービスの創造をサポートする機能を追加しています。

Rapid-Render
Webページのコンテンツをダウンロードしながら、同時に段階的に表示することで、モバイル機器によるウェブ閲覧時のサイト表示を高速化する機能です。はじめにHTMLテキストとハイパーリンクを表示させ、次に画像やテーブルなどを表示させることにより、ユーザは瞬時に閲覧操作を開始することができます。
Smart-Fit Rendering
インターネット上のさまざまなサイトを組み込み機器の画面サイズの横幅にあわせて見やすく忠実に再レイアウト。横スクロール・バーの操作が不要な、ストレスのないインターネット閲覧を可能にします。その他にも、画像を小さく表示して画面を有効に使用するモードや、テキストのみの表示等、デバイス特性やユーザ要求に柔軟に対応したレンダリングを可能にします。
RtoL Rendering
アラビア語、ヘブライ語など、テキスト方向が右から左の言語を表示することができます。
NetFront Dynamic Menu
ネットワーク(OTA=Over-the-Air)上において、プッシュ式・プル式のコンテンツ、携帯メニュー、およびサービスの配信を可能にするユーザインタフェースフレームワークです。NetFrontレンダリングエンジンをベースに、配信されたコンテンツ(トップメニュー、待ち受け画面、UIスキンなど)と端末側のアプリケーションを完全に統合することが可能です。エンドユーザへのダイナミックなコンテンツ配信を実現するため、携帯電話などのモバイル端末に向けた新たなサービスの創造をサポートします。

なお、ACCESSでは、NetFront v3.2をベースに、ACCESSのモバイル分野における豊富な経験に基づいて最適化された次世代携帯電話向けトータルソリューション『NetFront Mobile Client Suite』をご提供しています。ブラウザをはじめ、MMS Client、PIM、SyncML、Java等を提供し、次世代携帯電話の開発コスト、開発期間の飛躍的な軽減および短縮を実現します。

■NetFront SDK v3.2について
NetFront SDK v3.2は、セットトップボックス向けに機能強化したNetFrontの移植開発キットです。セットトップボックスをはじめ、PDA、キヨスク端末、テレビなど、複数の解像度に応じたUIをあらかじめ用意しています。これらのテンプレートは、スタイラス、タッチパネル、リモコンといった各端末特有の入力方式や画面サイズ、ユーザとの画面距離などがあらかじめ考慮されているため、スピーディな開発が可能です。また、アイコン等のパーツや機能を必要に応じて自由に組み合わせることができるなど、UIのカスタマイズ性に優れています。

【パッケージ構成】
  • NetFront SDK v3.2 for ITRON
  • NetFront SDK v3.2 for Linux GTK+
  • NetFront SDK v3.2 for Linux Qt/Embedded

【特長】
  • セットトップボックス向け機能の強化
    • さまざまな入力方式に対応
      タッチパネル、リモコン、スタイラス(ペン入力)、マウス、キーボード、テンキーなど
    • ユーザフレンドリーな閲覧への対応
      フォーカス移動、フリッカー対策など
    • 解像度に依存しないUIを実現
      複数の解像度に応じたテンプレートUIをあらかじめ用意。画面サイズ、画面への距離も考慮。

  • 柔軟なUIカスタマイズ性
    • アイコン等のパーツや機能を必要に応じて自由に組み合わせ可能
    • UI構築ツール「UI Editor」を用意(NetFront SDK v3.2 for ITRON)
    • LinuxのUI構築ツール「Glade」などで開発が可能(NetFront SDK v3.2 for Linux GTK+)

  • 組み込み・情報家電向けに最適化
  • 高い移植性
  • ストレスのないインターネット閲覧を実現

■株式会社 ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントにアメリカ支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社 ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社 ACCESS (Beijing) Co., Ltd.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、NTTドコモのiモードなどの携帯電話やPDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の280機種、1億2600万台以上に搭載(2004年4月末現在)されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。
尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

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