Press Release


2004.03.17

ACCESS、Panasonic製最新欧州版「iモード®」対応携帯電話に
ブラウザとJava実行環境、暗号ソフトを提供





株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨)は、この度、欧州で商用サービスが展開している、GPRSにおける「iモード」サービス対応のPanasonic製としては初の携帯電話「P341i」にACCESSのマイクロブラウザ「Compact NetFront®Plus」と携帯電話向けJava実行環境「JV-Lite2 Wireless Edition」、及び組込み機器向け暗号モジュール「AVE®-SSL」が採用されたことを発表いたします。

ACCESSは海外「iモード」サービス開始時より、海外「iモード」向け携帯電話にマイクロブラウザ「Compact NetFront Plus」を提供、日本以外の「iモード」ユーザーはWMLベースのコンテンツとCompact HTMLなどのHTMLベースのコンテンツをシームレスに閲覧することができましたが、この度J2ME準拠、及びNTTドコモの技術ライセンスによりJava for i-mode(Version 1.5 Overseas Edition)の仕様に準拠した、米国Sun Microsystems社認定Java実行環境「JV-Lite®2 Wireless Edition」が搭載されたことで、日本の「iモード」ユーザーと同様、ゲームなどの「iアプリ」をダウンロードして利用することもできるようになります。また、AVE-SSLはユーザーにセキュアなモバイルネットワーク環境を提供します。

株式会社 ACCESSの代表取締役社長 兼 CEO、荒川 亨は、「この度、弊社のブラウザおよび各種ソフトウェアがPanasonic製初の海外iモード端末に採用されたことを大変嬉しく思います。私共は今後も、国内のiモード市場において培ってきたワイヤレスインターネット技術とノウハウをベースに、海外でのiモードサービス市場の活性化を各国オペレータや端末メーカと共に促進していきます。」と述べています。

■Compact NetFront Plusについて
「Compact NetFront Plus」は、2.5世代・第3世代モバイルワイアレスサービスに向けたマイクロブラウザです。これまでの「Compact HTML/iHTML」に加え、「WML1.3」および「XHTML Basic」をサポートし、HTML ベースのコンテンツとWMLベースのコンテンツのブラウジングを1つのブラウザで、シームレスに表示できます。「Compact NetFront Plus」では、スタンダードなhttpベースのプロキシゲートウェイサーバを用意するだけで、既存のWMLベースのコンテンツサイト、C-HTML/iHTML/XHTMLベースのポータルサイトやオープンサイトとシームレスに接続することができるので、オペレータは少ない投資でサービスを開始することができます。インターネット標準のTCP/IPプロトコルにより、これまでのWAPゲートウェイのように、プロトコル変換サーバを介することなく、ダイレクトにコンテンツサーバにアクセスできます。さらに、SSLによるセキュアな通信を利用できますので、携帯電話機からコンテンツサーバまで、End-to-Endのセキュリティが確保され、モバイルコマースやバンキングなどにも適しています。またHTMLベースのコンテンツは誰にでも作成が容易で、携帯電話の一般ユーザが気軽に”My home page”を作るといった楽しみも可能にします。携帯電話機メーカーは、1つのブラウザですべてのコンテンツをサポートすることができ、メモリコストの節約やソフトウェア開発期間の短縮により、世界市場において、競争力のあるデバイスを投入することができます。

■JV-Lite 2について
JV-Lite2はSun Microsystemsが認定する組み込み機器向けJava実行環境です。14以上のOEMメーカにライセンスを供与、200万コピー以上の出荷実績を有するオリジナル(クリーンルーム)実装のJavaモジュール「JV-Lite」の実績をベースに開発されました。JV-Lite2はメモリやCPUパワーが限られたシステムにあわせて最適化されており、Linux、VxWorks、μITRON、Pocket PC等の各種OS上で動作します。Sun Microsystemsが提唱する組み込み向けのJavaには、JDK 1.1をベースにしたPersonalJavaと、Java2 Platform Micro Edition(J2ME)があります。PersonalJavaは、多くのJDK 1.1ベースのJavaアプリケーション及びアプレットに対応するJava仕様であり、J2MEはConnected Limited Devices Configuration(CLDC)というカテゴリで携帯電話などに向けたJava 仕様になっています。ACCESS のJV-Lite2は現在、それぞれの仕様に準拠した次のようなラインアップを用意しています。

  • JV-Lite2 Wireless Edition:
    J2ME CLDC 1.0+Profiles(MIDP 1.0a/DoJa)互換
  • JV-Lite2 Personal Edition:
    PersonalJava 1.2a互換
■AVE-SSLについて
AVE-SSLは、電子商取引、電子決済における機密確保を実現する標準的なセキュアプロトコルと各種暗号モジュールを提供。WebPhoneや携帯端末などより身近な機器で、簡単かつ安全に電子決済を行なうことができます。SSL(Secure Socket Layer)Ver2、Ver3、TLS v1.0に準拠したセキュアプロトコル・モジュールを提供します。SSLで必要になるCryptoモジュールとして、公開鍵暗号方式アルゴリズム、対称鍵暗号方式アルゴリズム、ハッシュアルゴリズムを実装しています。クライアント証明書発行申請取得機能(PKCS #7、#10、#12)にも対応しています

■株式会社 ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントに米子会社、ACCESS Systems America, Inc、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、NTTドコモのiモードなどの携帯電話やPDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の267機種、1億800万台以上に搭載されており、(2003年10月末現在)最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。
尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。


*NetFront及びCompact NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
*Java及びすべてのJava関連の商標及びロゴは、米国及びその他の国における米国Sun Microsystems,Inc. の商標又は登録商標です。
*「iモード」「iアプリ」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
*その他、文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。