|
ACCESS Newsletter Vol.8
|
2008.12.11
|
PDF版はこちら (PDF:355 KB)
携帯端末市場での実績を拡大する
ACCESSのサービス&プラットフォーム戦略
|
携帯端末や情報家電は高機能化・多様化が進み、プラットフォームからサービスまでシームレスに実現可能なソリューションの必要性が高まっています。ACCESS
TM
Newsletter Vol.8では、市場のニーズに応える質の高いサービスの提供と、それを支える柔軟なプラットフォーム環境の構築に向けたACCESSの取り組みをご紹介します。
|
<電子書籍市場を活性化させる出版プラットフォーム事業を開始>
●東京都書店商業組合と連携した日本初の電子書籍販売モバイルサイト「Booker’s」
ACCESSは、10月に東京都書店商業組合と連携した日本初の電子書籍販売モバイルサイト「Booker’s
TM
」のサービスを開始しました。
このサービスは、ACCESSと東京都書店商業組合が互いに培ったノウハウを連携させ、出版プラットフォームを構築する事業の第一弾となります。従来の電子書籍の読者層である若年層はもちろんのこと、東京都書店商業組合の一般書店でのノウハウを活かして、書店で本を購入する購買層をターゲットに含め、市場の需要掘り起こしを狙います。なお本モバイルサイトはauの公式サイトとして採用されています。
●電子書籍事業への新規参入が容易な出版プラットフォームの構築
電子書籍市場は急速に規模を拡大しているものの(2008年3月期355億円規模と推計
※
)、現状の市場は一部の出版社によるものが大半であり、資金力の乏しい中小の出版社や一般の書店には参入が難しいと言われていました。そこで携帯端末のソフトウェア事業で実績のあるACCESSと、書籍販売における東京都書店商業組合のノウハウを統合し、これから電子書籍事業に進出したいと考えている出版社の新規参入が容易な出版プラットフォームを構築していきます。
●モバイルサイトと書店が連動する「Booker’s」の特長
「Booker’s」は、東京都内約600店舗の書店店頭での宣伝活動と連動したモバイルサイトコンテンツを提供します。実際の書店店員がモバイルサイト内において特集や書評を展開したり、サイト上の企画と連動した棚を店頭にも設置するなどして、“ネットとリアル”が連動した販促活動を展開できる点が大きな特長です。
auのEZwebトップメニューからの「Booker’s」アクセス方法は次のとおりです。
トップメニュー→カテゴリ(メニューリスト) → 電子書籍・コミック・写真集 → 総合 → 『ケータイ書店Booker’s』
※ 出典: インプレスR&D/インターネットメディア総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2008」
|
「NetFront Widgets」で切り拓く次世代のインターネットサービス
|
●通信事業者の採用が本格化するウィジェット・トータルソリューション「NetFront Widgets」
ACCESSは、インターネットサービスを、誰もが簡単に利用できる環境の実現に向けて、ウィジェット事業の強化を進めています。ウィジェット・トータルソリューションである「NetFront
®
Widgets」
(旧「NetFront
®
Browser Widgets」)は、ウィルコムが7月に提供開始したサービス「ウィルコム ガジェット」を始め、11月にはソフトバンクモバイルが開始した新サービス「モバイルウィジェット」のソリューションとして採用されました。
また、新たに2008年秋冬モデルに「NetFront Widgets」対応端末として、ウィルコムの「WILLCOM LU」(WS023T)並びにソフトバンクモバイルの「SoftBank 931SH」の2機種が市場に投入されました。
今後も順次対応機種が発売される予定です。
●多様な端末ユーザのニーズに応える「NetFront Widgets」コミュニティサイト
ACCESSは、「NetFront Widgets」コミュニティサイトを10月に正式公開し、モバイル版コミュニティサイトを開設するとともに、S60向けウィジェットプレーヤーを追加し、ウィジェットコンテンツ開発ツールの提供を開始しました。同時にコンテンツプロバイダの制作協力のもと、SNS(Social Network Service)やショッピング、音楽情報など、多様なウィジェットコンテンツの展開を行っています。
また各通信事業者のサービスに対応したウィジェットコンテンツの提供も開始しています。「ウィルコム ガジェット」対応のウィジェットコンテンツ提供に加え、12月には新たにソフトバンクモバイルの「モバイルウィジェット」にも対応しました。さらに、NTTドコモのWindows Mobile搭載スマートフォン新機種「docomo PRO series
TM
HT-01A」、「docomo PRO series HT-02A」向けにも、ドコモリンク集を通じて、ウィジェットコンテンツの提供を開始しています。
なお、ウィジェットの便利さを実感できる体験版「期間限定!福袋ウィジェット」を同コミュニティサイトで配布します(2008年12月12日から2009年1月15日)。詳細は、http://widgets.access-company.com/jp/まで。
●インターネット標準技術に基づくオープンな開発環境を提供
ウィジェットはパソコンや携帯端末だけでなく、デジタル家電製品など広範な機器での展開が期待されています。ACCESSはウィジェットのさらなる普及を目指し、オープンな標準技術によるウィジェットコンテンツ開発環境の整備に努めています。「NetFront Widgets」コミュニティサイトでは、インターネット技術標準化団体「World Wide Web Consortium」の「Widget 1.0」仕様に準拠したウィジェットコンテンツ開発ツールの無償ダウンロード提供を行っています。また同開発ツールは、Windows Mobile、S60、「ウィルコム ガジェット」、ソフトバンクモバイルの「モバイルウィジェット」に対応しており、開発者はウィジェットコンテンツを多くの端末やサービスに向けて開発することが可能です。今後も更なる対応端末拡充やサービス対応に向けて取り組みを行い、ウィジェット市場全体の活性化に向けて貢献していきます。
●「ACCESS DAY 2008」
10月20日、第8回目となる「ACCESS DAY 2008」をウェスティンホテル東京にて開催しました。NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏をお招きして「ドコモの変革と新たなケータイへの挑戦」をテーマに基調講演が行われました。続いてACCESS取締役副社長 兼 CTO 鎌田富久から、「ACCESSの最新技術と今後の展開」と題して、最新ソリューションをご紹介しました。パネルディスカッションでは、評論家の大宅映子氏や、トヨタ自動車 技監 渡邉浩之氏、楽天 代表取締役会長 兼 社長の三木谷浩史氏らが登壇し、「未来の可能性」をテーマにセッションが開催されました。各パネリストの鋭い意見と時折混じるユーモアに会場は大いに沸き、大盛況のうちに終了しました。展示コーナーには、パートナー企業35社が出展し、ACCESSの各種製品と連携したソリューションの展示・デモンストレーションに、来場者からの高い関心が寄せられました。
●海外でのイベント出展
ACCESSのソリューション提供を拡大するため、海外の主要なイベントへの出展や講演を行っています。「Open Source in Mobile 2008」(独・ベルリン、9月17日、18日開催)では、鎌田富久が「Exploring the Frontiers Beyond Open Source」と題し、基調講演を行いました。また2008年度の来場者数が20万人を超えた、中国最大規模の通信事業者向け展示会「P&T/EXPO COMM CHINA 2008」(北京、10月21日から25日開催)に出展しました。会期中には、ACCESSが中国向けに展開しているPIMソリューションを、中国最大の通信事業者であるチャイナテレコムのモバイルネットワークの一部に提供したことを発表しました。
今後は、世界最大級のモバイル関連イベント「GSMA Mobile World Congress 2009」(スペイン・バルセロナ、2009年2月16日から19日開催)に出展予定です。
●国内外においてIP Infusionの最新ソリューションを紹介
ACCESSの米国子会社である
IP Infusion
は、「Carrier Ethernet World Congress 2008」(独・ベルリン、9月22日から26日開催)、「MPLS JAPAN 2008」(東京、10月28日、29日開催)に参加しました。「Carrier Ethernet World Congress」では、IP Infusionの通信機器向けミドルウェア「ZebOS
®
7.6」
に基づいたキャリアイーサネットソリューションを紹介しました。 「MPLS JAPAN」では、ネットワーク機器向けに協業会社のハードウェアとIP Infusionのソフトウェアをセットで提供するソリューション「ZebOS
®
Turnkey Solution」の試作機を展示し、
来場者から多くの反響を得ました。
今後は、「JANOG23 Meeting」(高知、2009年1月22日、23日開催)、「MPLS & ETHERNET WORLD CONGRESS 2009」(仏・パリ、2009年2月10日から13日開催)に出展し、NGNを構築する最先端のネットワーク技術に対応したソフトウェアを、国内外の通信事業者および通信機器メーカへ広く紹介していきます。
●「ACCESS Linux Platform v3.0」、「ACCESS Linux Platform mini」を発表
ACCESSは10月に、LiMo Foundationの仕様に準拠した、次世代携帯端末向け統合ソフトウェアプラットフォームの最新版となる「ACCESS Linux Platform
TM
v3.0」並びに、限られたハードウェア環境の携帯端末および情報家電向けに設計された「ACCESS Linux Platform
TM
mini」を発表しました。
「ACCESS Linux Platform v3.0」は、ユーザの使い易さに配慮し、Linux
®
特有の柔軟性を最大限活かした、高度なユーザインターフェースを実現します。
●NTTドコモとオペレータパックに関するソフトウェア開発請負契約を締結
ACCESSとNTTドコモは、12月にFOMA
®
向けオペレータパックに関するソフトウェア開発請負契約を正式に締結しました。
なお本契約は、2008年7月に締結した、オペレータパックの基本仕様作成にかかわるコンサルティング業務契約が完了し、開発フェーズに移行することを受けて、正式にソフトウェア開発請負契約を締結したものです。ACCESSは、LiMo Foundationの仕様に準拠した携帯端末向けソフトウェアプラットフォーム「ACCESS Linux Platform」を推進することで、高機能端末の開発効率向上を支援するとともに、ドコモと世界に向けて、LiMo Foundation仕様に準拠した共通プラットフォームの導入促進に取り組んでいます。
提供ラインナップを拡大する、ACCESSのソリューション
|
●主要移動体通信事業者の秋冬モデルにも、NetFrontシリーズが搭載
2008年秋冬の携帯端末市場にも、ACCESSの「NetFront
®
Browser」
や「NetFront
®
Messaging Client」
などNetFront各種製品が搭載されています。NTTドコモの秋冬の新シリーズ、「docomo STYLE series
TM
」、「docomo PRIME series
TM
」、「docomo SMART series
TM
」の全機種と、「docomo PRO series」の1機種を合わせた18機種、KDDIのau新ラインナップ9機種、ソフトバンクモバイルの冬モデル11機種、ウィルコムの新モデル3機種に、ACCESSの製品を提供しています。
●「NetFront Browser DTV Profile One-seg Edition」搭載モバイル機器向け地上デジタル放送受信プラットフォームを共同開発
ACCESSとメガチップスは、メガチップス製の超低消費電力モバイル機器向け地上デジタル放送対応バックエンドLSI「MA55250 (SWAN2)」に、地上デジタルテレビ放送のワンセグに対応したBMLブラウザ「NetFront
®
Browser DTV Profile One-seg Edition」
を搭載したプラットフォームを共同開発しました。本プラットフォームを採用することにより、ワンセグ対応ポータブル機においても、番組視聴機能に加えてデータ受信が可能になり、放送局から配信されるニュース・天気・交通などの情報を表示できるようになります。
© 2008 ACCESS CO., LTD. All rights reserved.
※ACCESS、ACCESSロゴ、NetFront、ACCESS Linux Platformは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※Booker'sは、株式会社ACCESSおよび東京都書店商業組合の商標です。
※IP Infusion、IP InfusionロゴおよびZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における登録商標または商標です。
※The registered trademark LINUX
®
is used pursuant to a sublicense from Linux Mark Institute, the exclusive licensee of Linus Torvalds, owner of the mark on a world-wide basis.
※au、EZwebは、KDDI株式会社の登録商標または商標です。
※WILLCOM、ウィルコム、ウィルコム ガジェットは、株式会社ウィルコムの登録商標または商標です。
※SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
※Windows Mobileは、 米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※S60は、ノキア・コーポレーションの登録商標、または商標です。
※「docomo STYLE series」「docomo PRIME series」「docomo SMART series」「docomo PRO series」「FOMA/フォーマ」は、NTTドコモの登録商標または商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
|
|