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ACCESS Newsletter Vol.7

2008.09.10

 PDF版はこちら (PDF:266 KB)

ソフトウェアとサービスの融合を加速する
ACCESSのプラットフォーム戦略


高機能端末やモバイルインターネット環境の世界的な普及に伴い、新たなビジネスモデルの開発・提供が進んでいます。ACCESSは、携帯端末および情報家電分野に向けたソフトウェア開発に加え、同分野のサービス事業にもビジネスの裾野を拡げていきます。ACCESS Newsletter Vol.7では、ソフトウェアとサービスを融合するACCESSの戦略をご紹介します。


<ウィジェットソリューションの提供など、サービスプラットフォーム構築へ取り組みを強化>

メディアサービス事業部を新設し、自社ブランドでのサービス事業を展開
メディアサービス事業部を新設し、「NetFront ® Browser Widgets」 を始めとするサービス事業およびサービスプラットフォーム事業の構築を推進しています。今後、新たな収益機会を創出するとともに、自社ブランドでのサービス事業を展開することで、より一層のACCESSブランド認知度の向上を目指します。

モバイル向けウィジェットのコミュニティサイトβ版を公開

ACCESSは2008年7月に、 「NetFront Browser Widgets」 のコミュニティサイトβ(ベータ)版を公開し、ウィジェットの無償提供と、Windows Mobile向けウィジェット実行環境(無償・使用期限付き)の配布を開始しました。本サイトは、ユーザからの意見をもとにコンテンツや機能を随時更新しており、9月10日には、新たな表示モードを追加したWindows Mobile向け実行環境の最新モジュールを公開しています。

ウィジェットとは、ニュースや天気予報、ゲームなどのウェブサイトにワンタッチでアクセスしたり、ウェブの最新情報を自動取得して表示できるアプリケーションの総称で、最近では、携帯端末待ち受け画面上でのユーザへの高い訴求ツールとして注目されています。「NetFront Browser Widgets」は、これらの機能を携帯端末上で実現するための、通信事業者および端末メーカ向けウィジェットソリューションです。既にウィルコムには採用されており、「ウィルコムガジェット」サービスの実現に貢献しています。
今後は、同サイト上でウィジェット開発ツールの提供も予定しており、多彩なウィジェットを楽しめる環境づくりをさらに推し進めていきます。

10月20日に、「ACCESS DAY 2008」を開催
2008年10月20日(月)に、ウェスティンホテル東京で、第8回目となる「ACCESS DAY」を開催します。各界のリーダーをお招きしたパネルディスカッションや製品展示など、豊富なプログラムをご用意しています。
詳細・事前登録はこちら www.accessday2008.com



「ACCESS Linux Platform」

「ACCESS Linux Platform TM は、携帯端末用Linux ® OSの普及促進団体である「LiMo Foundation(以下LiMo)」の仕様をサポートする共通ソフトウェアプラットフォームで、世界の通信事業者および端末メーカ向けに展開していきます。ACCESSは、「ACCESS Linux Platform」の機能を強化し、市場を拡げるとともに、Linux推進のための様々な活動を行っています。

●NTTドコモとオペレータパックの基本仕様作成に関する契約を締結
ACCESSとNTTドコモは、2008年4月に、「ACCESS Linux Platform」と組み合わせて動作する、FOMA ® 向けオペレータパックの共同開発を発表し、 7月には基本仕様作成に関わるコンサルティング業務について、正式契約を締結しました。本オペレータパックは、ドコモがお客様に提供する「iモード ® 」サービスなどを実現するアプリケーションパッケージで、「ACCESS Linux Platform」上で動作します。本オペレータパックを「ACCESS Linux Platform」と組み合わせて採用することで、国内外の端末メーカは、快適な操作性を実現した端末など訴求力の高い自社製品をドコモのサービスに即座に対応させることが可能となります。

「ACCESS Linux Platform」が「NetFront Browser Widgets」をサポートし、MIDに対応
「ACCESS Linux Platform」上で、「NetFront Browser Widgets」が、動作可能になりました。また、ユーザインターフェースや画面サイズなどの環境を最適化することで、小型インターネット端末であるMID(Mobile Internet Device)に搭載ができるようになりました。
(写真はテキサスインスツルメンツの「Zoom TM MobileDevelopment Kit」上に搭載した、MID向けデモの様子)MIDは、Web2.0など多彩なウェブサービスへのアクセス向けに最適化された新しいスタイルの携帯端末で、市場調査会社のABI Research社の予測によると、2012年には9,000万台の出荷が見込まれています。

●「LinuxWorld Conference & Expo」など、世界の主要イベントに出展
2008年8月に米国・サンフランシスコで開催されたLinux OS業界の展示会「LinuxWorld Conference & Expo」に出展しました。“Mobile Linux and the Open Internet Generation”と題したセッションでは、ACCESSのプロダクトストラテジ担当シニアバイスプレジデント、Didier Diazと、France Telecomの携帯電話事業ブランドであるOrangeのマーケティングオペレーション担当バイスプレジデント、Steve Glasgow氏が登壇し、今後の業界動向やトレンドについてディスカッションを行いました。

今後も、独・ベルリンの「Open Source in Mobile 2008」(9月17・18日)や、米国・ボストンの「Mobile Internet World 2008」(10月21~23日)など世界各地のイベントに参加を予定しています。


新製品

NGN規格のホームゲートウェイ対応ミドルウェア「NetFront IP Connect」を開発
ACCESSと米国子会社のIPインフュージョンは、通信事業者向けルータ・スイッチに豊富な搭載実績を誇るミドルウェア
「ZebOS ® の技術を応用し、次世代ネットワーク(Next Generation Network/NGN)の規格に準拠したホームゲートウェイ対応のミドルウェア「NetFront ® IP Connect」 を共同開発しました。

NGNとは、従来の電話公衆網が有する高い信頼性とIP 網が有する柔軟性を統合した、次世代のネットワークとして、今春から国内一部エリアにおいて商用サービスが開始されているもので、今後さらなるサービスエリアの拡大が予定されています。このNGNの拡大とともに、NGNを利用するために必要なホームゲートウェイ製品の市場も活発化してきています。しかし一方で、NGN対応製品を開発するには、求められる要件が多岐に渡るため、製品を供給する機器メーカにとって、開発コストを考慮しつつ、迅速に開発を進めるための過程が課題となっています。

「NetFront IP Connect」はこうした背景の中で、ホームゲートウェイを供給する機器メーカ向けに、迅速な製品化を促すミドルウェアとして開発されました。「NetFront IP Connect」を利用することでNGNに必要な機能群をほぼ網羅してハードウェアに搭載することができ、各メーカは迅速な製品化を実現できる上に、APIを利用することによって、製品の差別化を図るための各種機能を付帯させることが可能になります。

今回のACCESSとIPインフュージョンの共同開発を契機に、ACCESSは新たにNGN対応ホームゲートウェイ市場においても同社製品を展開していきます。


NetFrontシリーズ

「NetFront Browser」がアナログ・デバイセズ製プロセッサに対応
「NetFront ® Browser」 が米アナログ・デバイセズのBlackfin ® プロセッサに対応しました。Blackfinプロセッサは、マルチフォーマットのオーディオ、ビデオ、音声、画像処理や、マルチモードのベースバンド、パケット処理、さらにリアルタイムのセキュリティおよび制御処理に優れたプロセッサで、様々な機能のアプリケーションを統合して制御することに適した製品です。低消費電力で、優れた拡張性を誇る「NetFront Browser」がBlackfinプロセッサをサポートしたことにより、携帯端末上で動画などのリッチコンテンツサービスを円滑に展開させたいOEMメーカ向けに、最適なソリューションを提供することが可能になります。

「NetFront Browser」が、パイオニアのポータブルカーナビゲーション「AVIC-T10」に搭載
パイオニアの通信モジュール対応型ポータブルカーナビゲーション 「AVIC-T10」に、「NetFront Browser」が搭載されました。「AVIC-T10」は、パイオニアが独自に提供する「パイオニアコンテンツサービス」および、テレマティクスサービス事業を展開するナビポータルが提供する世界初のカーナビ専用ウェブサイト「ナビポータルサービス」に対応しており、「NetFront Browser」を介して、地図やルート情報と連動したカーライフに役立つ各種情報を表示できます。

●NetFront製品の累計搭載数が6億台を突破
ACCESSの携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront Browser」を始めとするNetFront各種製品の世界での累計搭載数が、2008年8月末時点の統計で6億3,915万台となり、搭載機種数は1,552種類に達しました。世界中の携帯端末や、デジタルテレビ、セットトップボックス、車載端末などの情報家電に数多く搭載され、今後も様々な機器へ提供していきます。


携帯電話向けソリューション

●主要移動体通信事業者の夏モデル機種に、ACCESS製品が搭載
2008年夏の携帯端末市場においても、ACCESS製品搭載機種が一層拡大しています。NTTドコモの906i、706iシリーズ全19機種、KDDIのau新ラインナップ全12機種、ソフトバンクモバイルの夏向けラインナップ12機種に、ACCESSの各種製品を提供しています。ワンセグ対応機種増加とともに、データ放送向けブラウザ「NetFront ® Browser DTV Profile One-seg Edition」 の搭載がさらに伸長しており、7月にはウィルコムから「NetFront Browser Widgets」搭載端末が初めて市場に投入されました。携帯端末向けウィジェットソリューションは、カスタマイズ性が高い新たなサービスとして注目されています。

●携帯端末向けマルチメディア放送の広帯域受信試作機を開発
携帯端末向けマルチメディア放送方式ISDB-Tmmは、モバイル環境に適した放送サービスや多様なコンテンツビジネスの展開を可能にする新しい技術で、2011年のアナログテレビ放送終了後の空き帯域活用法のひとつとして、マルチメディア放送企画LLC合同会社が推進しています。ACCESSは、これまでのワンセグ分野での豊富な経験を活かし、ISDB-Tmm対応広帯域受信試作機の開発を行っています。



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※ACCESS、ACCESSロゴ、NetFront、ACCESS Linux Platformは、日本国およびその他の国における株式会社ACCESSの商標または登録商標です。
※IP Infusion、IP InfusionロゴおよびZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※Windows Mobileは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 ※The registered trademark Linux ® is used pursuant to a sublicense from LMI, the exclusive licensee of Linus Torvalds, owner of the mark on a world-wide basis.
※FOMA、iモードはNTTドコモの商標または登録商標です。
※Blackfin is a registered trademark of Analog Devices, Inc.
※auはKDDI株式会社の商標または登録商標です。
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